
カップのエース
Ace of Cups
感情が動き出す
カップのエースのキーワード
カップのエースの絵柄と象徴

雲から現れた手が、水の溢れる杯を差し出しています。杯からは五本の流れが落ち、下の池には睡蓮。上には白い鳩が、聖体を杯へ運んでいます。エースはそのスートの純粋な力を示す札で、カップなら水、つまり感情そのものの始まりを表します。差し出されているだけで、まだ誰も受け取っていない状態が描かれています。受け取る側の姿は、まだ描かれていません。
カップのエース・正位置の意味
全般
感情が動き出す時期です。誰かを好きになる、何かに心を打たれる、久しぶりに素直に嬉しいと感じる。理屈より先に、胸のほうが動きます。この札は、受け取る側に立つことを促します。差し出されているものを断らない、遠慮しない。そこから始まる局面で、自分から取りに行く必要はありません。
恋愛
気持ちが芽生える段階です。片思いなら、好意がはっきりと形を持ち始めるとき。交際中なら、当たり前になっていた相手をもう一度好きだと感じ直します。復縁では、恨みや意地が薄れ、純粋な気持ちだけが残るときです。この状態で会うなら、話は驚くほど素直に進みます。
仕事
人との関わりから何かが始まる位置です。よい上司に当たる、共感できる同僚ができる、仕事に意味を感じ直す。数字ではなく、気持ちの面で報われる局面になります。創作や企画など、感性を使う仕事とも相性が良く、思いつきを大事にしてよい段階です。感じたことを、そのまま提案にしてよい時期です。
対人
心を開ける相手が現れるときです。長く付き合う相手とは限りません。一度きりの会話でも、深く通じることがあります。こちらから壁を作らないでいると、そういう出会いが増えます。頼る、甘える、素直に喜ぶ。この局面では、それが最も関係を近づける振る舞いになります。
カップのエース・逆位置の意味
全般
感情に蓋をしている状態です。動いているのに、動いていないことにしている。傷つきたくない、期待したくない、面倒を避けたい。理由はどれも正当ですが、そのぶん受け取るほうもできなくなります。誰かの好意を素直に受け取れなくなっていたら、そのサインです。
恋愛
気持ちを認められない段階です。片思いなら、好きだと認めることを自分に禁じている。交際中なら、相手の愛情表現を素直に受け取れず、疑ってしまう段階。復縁では、まだ好きだと認めるのが悔しくて動けません。認めることと、動くことは別に決められます。認めることと、動くことは別に決められます。
仕事
手応えを感じられない位置です。成果は出ているのに嬉しくない、褒められても響かない。仕事の質ではなく、受け取る側が閉じています。原因は疲れであることが多く、休むだけで戻ることもあります。意味を探すのは、回復してからで構いません。意味を探すのは、回復してからで構いません。
対人
人の親切が重く感じる時期です。よくしてもらうほど、返せない負い目が増える。あるいは、はじめから期待しないことで自分を守っている。断り続けると、差し出す側も遠ざかります。一度だけ、素直に受け取ってみることから戻せる局面です。一度だけ素直に受け取ってみると、そこから戻ります。