ソードの2

ソードの2

Two of Swords

見ないことで均衡を保つ

ソードの2のキーワード

正位置膠着保留板挟み目を閉じる
逆位置情報過多決断の限界不安の露出動き出す

ソードの2の絵柄と象徴

ソードの2(ウェイト=スミス版)
伝統的な図像(ウェイト=スミス版, 1909)

目隠しをした人物が、二本の剣を胸の前で交差させて座っています。背後は水面と岩、空には細い月。両方の剣を同じ強さで持ち、どちらにも動かしていません。見ないことで均衡を保っている場面です。判断できないのではなく、判断しないことを選んでいる状態として読まれる札になります。判断できないのではなく、判断しないことを選んでいる状態です。

ソードの2・正位置の意味

全般

決めずに保つ時期です。どちらにも理があり、選べばどちらかを失う。だから選ばない、という判断が働いています。この札は、それを怠慢とは扱いません。均衡を保つこと自体が働きである局面もあります。ただし、目隠しを外す日は先延ばしにできても消えません。

恋愛

答えを出せないときです。片思いなら、進むか引くかを決めきれない段階。交際中なら、続けるかどうかを保留したまま日常が続きます。復縁では、戻るとも戻らないとも決めていない状態です。決めないことで、いまは保たれています。決めないことで、いまは保たれています。急がなくて構いません。

仕事

板挟みになる位置です。上と現場、二つの部署、相反する要求。どちらかに味方すればもう一方を失うため、動けなくなります。急いで決めるより、双方に等距離でいることが役割になる時期もあります。ただし、いつまでかは自分で決めておいてください。いつまで保つかは、自分で決めておいてください。

対人

中立でいる段階です。対立する二人のあいだで、どちらにもつかない。冷たく見えても、その位置にいる人が必要です。ただし、見ないふりと中立は違います。事情を知りながら黙っているなら、それは片方に加担しているのと同じになります。見ないふりと中立は、別のものです。

ソードの2・逆位置の意味

全般

保っていた均衡が崩れる時期です。情報が増えすぎて処理できない、あるいは限界が来て決めざるを得なくなる。目隠しが外れる局面です。見えてしまえば、多くの場合すでに答えは出ています。怖かったのは、判断ではなく認めることのほうでした。見えてしまえば、答えはすでに出ています。

恋愛

保留が終わるときです。片思いなら、相手の側から答えが来る。交際中なら、避けていた話題が持ち上がります。復縁では、決めないままではいられなくなる局面です。自分から動くか、動かされるか。どちらにせよ、ここで止まりません。自分から動くか、動かされるか。ここでは止まりません。

仕事

決断を迫られる位置です。期限が来る、上から答えを求められる、状況が変わる。中立でいられる余地がなくなります。материалが揃っていなくても決める場面ですが、多くの場合は足りています。決めた後に修正するほうが早く進みます。決めた後に修正するほうが、早く進みます。

対人

立場を明らかにする段階です。どちらにもいい顔をしてきたことが、通じなくなる。片方を選べば、もう片方を失うかもしれません。それでも、選ばないことで両方を失う局面に来ています。誠実さは、この場合はっきりさせることの側にあります。選ばないことで、両方を失う局面に来ています。

今夜の3枚を引いてみる

カードの意味は、ウェイト=スミス版を土台に、現在ひろく用いられている解釈にもとづいています。タロットの読み方は流派や読み手によって異なり、ここに書いたものが唯一の正解ではありません。あなた自身の読みの、出発点としてお使いください。

図版:Rider-Waite Tarot(1909, public domain)